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そんな大麻町にあるデザイナーズ戸建賃貸。形の違う二つの洗練されたデザインが印象的です。
「Oleth(R)」とは、「HOTEL」のスペルを入れ替えて作られた造語で、今までの賃貸住宅にはない「入居者に良好なライフスタイルを提供したい」というコンセプトから名付けたそうです。
南側の棟は横に長い長方形で、真南から見ると玄関ドアしかなく窓が皆無です。また東側からは中央にある自然木の目隠しルーパーが、とりわけ印象的な外観です。さらに、その目隠しルーパーの下には、上に向けてスポットライトが設置されています。
その理由を尋ねると、夜、ウッドデッキで照明をつけてくつろいでいる時に、外から中が見えないようにするためのものだとか・・・。細かな所に、さまざまなアイデアが施されている建物です。
キッチン、リビング・ダイニングは二階に配置されており、1階の二つの部屋はウッドデッキにつながった寝室です。また、北側の棟は3LDK20坪の洗練された間取り。
正方形のキューブ型かと思いきやこちらの棟にも光が差し込む東南方向を意識したウッドデッキがライフスタイルを演出しているではありませんか?周囲からの視線を徹底的に排除されたこの建物のファサードは、非常に印象的であり、かつ、入居者のライフスタイルをより充実させるのは間違いありません。
どちらの棟の前にも、カイズカイブキの植栽が施されています。色をコーディネイトする場合、主色(白色)70%、副色(こげ茶)20%、アクセント色(緑色)10%が王道。まさにその定説を地でいく色彩感覚がすてきな建物です。